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2022/11/09

【SDGs】「つかう責任・つくる責任」〜アップサイクルってなに?〜

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こんにちは!

 

関西在住「ママ目線で建てる!自由設計の家」ライターのhiyokoです。

 

日々の暮らしに体にいいモノ、環境にいいモノを選びながら生活しています。そして3人の子ども達と犬2匹を含む大家族でございます。

 

近年SDGsが広がる中で『アップサイクル』という言葉を目にする機会も多いのではないでしょうか?今回は、SDGsの12番「つかう責任・つくる責任」に該当する『アップサイクル』について、リサイクルなどとの違い、身近なアップサイクルの商品などをご紹介します。

 

『アップサイクル』

 

アップサイクルとは?

『アップサイクル』という言葉が最初に使用されたのは、1994年の『Salvo NEWS(ドイツメディア)』といわれています。

アップサイクルとは、役に立たない物や不要な製品の素材そのものを生かし、アイデアや発想で、新しく物を作ることのことです。

 

 

3Rとなにが違うの?

3R(リユース・リサイクル・リデュース※)は、小学生の家庭科などでも習うので、子どもから大人まで3Rを取り入れた生活が当たり前になってきていますよね。

※リユース(再使用)・・・お下がりや不用品のバザー、中古車など
リサイクル(再生利用)・・・不要になった物を、資源や形を変えて再利用する
リデュース(ゴミの量を減らす)・・・ゴミの量を減らしたり、製品を作る時の資源量を減らす

3Rとアップサイクルの違い(特にリサイクル)は、素材そのものを生かして新しい物を作るというところです。

 

【リサイクルの例】

お店のトイレットペーパーに「新聞紙や、牛乳パックを再利用しています。」と書かれているのを見かけますよね?

1,新聞紙・牛乳パックを溶かす

2,インクやゴミを取り除く

3,水を取り除く

4,パルプになる→トイレットペーパーなどになる

このように、エネルギーや人の手により別の物に生まれ変えるのが、リサイクルです。一方アップサイクルは、新聞紙そのものを使って新しい物を作ることを指します。

 

例)熊本県立宇土中学校・高等学校の家庭基礎の授業で、新聞紙そのもので鞄を作る

などのように、素材を生かした物が多い印象です。

 

『アップサイクル』と『ダウンサイクル』

アップサイクルと逆の意味を持つのが、ダウンサイクルです。ダウンサイクルは、元の価値を下げて、再利用するということです。

例)着れなくなった服などを雑巾に作り変えることなどを指します。

 

生活に身近なアップサイクル3選

では、どのくらいわたし達の生活に身近な『アップサイクル』があるのでしょうか?調べた中から3つご紹介します。

 

お家をアップサイクル

最近では、ドラマの題材にもなったりと、家を選ぶ際の選択肢の一つとして定着した『リノベーション』もアップサイクルといえます。

古民家や、実家をリノベーションすることで、廃材を減らし、生活もより豊かになりますよね。その他にも、コスト面や、自分好みのデザインと思い出を融合できるというメリットがあります。

 

車をアップサイクル

(写真は、『株式会社 GEAR』のホームページよりお借りしました。)

『株式会社 GEAR』は、車のシートベルトを再利用した、鞄のブランドです。肩紐だけでなく、ほぼシートベルトでできています。シンプルかつ丈夫なのも魅力の一つです。デザイン性も高いので、家族で兼用なんて使い方も◎

こちらは、私が10年〜15年前に購入した『KALTBAG』のショルダーバッグです。『KALTBAG』は、ドイツのブランドで、シートベルトとトラックのカバーなどを再利用したバッグです。現在、日本での新品の販売は確認できませんでした。(中古品はあり)かなり丈夫ですっ!!

シートベルトで鞄を作る「株式会社GEAR」のホームページはこちら

シートベルトで鞄を作る「株式会社GEAR」は、オンラインで購入可能です。クリスマスプレゼントや就職祝いなどにもおすすめですよ。

 

 

食べ物をアップサイクル

アメリカでは、2019年に「アップサイクル食品協会」が設立され、2021年には、アップサイクル食品に対する認証プログラムが始まっているようです。

日本でも、Oisixが、普段は食べない野菜の茎などのチップスにする取り組みをしています。

その他にも食品のアップサイクル製品でおすすめなのが、日本丸天醤油株式会社の『YASASIKU Gelato』です。出荷できない物や、規格外の果物を使用したジェラートなんだとか・・・甘酒の優しい甘さにこだわり、着色料・乳化剤が不使用など、子ども〜大人まで味わえます。

YASASIKU Gelatoのホームページはこちら

 

 

まとめ

いかがでしたか?SDGsに伴い、新しい言葉(カタカナ用語)が増えましたが、実は身近な物や、すでに実践しているものも多いと感じました。

アップサイクルは、素材をそのものを利用することで、より廃棄物を減らすことが可能です。素敵なアイデアで、おしゃれかつ実用的な物も豊富なので、プレゼントにもおすすめです。

皆さんも、家族で『アップサイクル』について話し合うきっかけにしてみてはいかがでしょうか?

 

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