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2022/10/13

モンテッソーリってなに?〜子育てのヒントになるモンテッソーリ教育〜

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こんにちは!

 

関西在住「ママ目線で建てる!自由設計の家」ライターのhiyokoです。

 

日々の暮らしに体にいいモノ、環境にいいモノを選びながら生活しています。そして3人の子ども達と犬2匹を含む大家族でございます。

 

10月や11月は、保育園や幼稚園選びで、園の教育方針に悩まれる親御さんも多いのではないでしょうか?その中で「モンテッソーリ」という言葉をよく耳にすると思います。そこで今回は、モンテッソーリ教育についてまとめましたので、是非参考にしてみて下さい。

「モンテッソーリとは?」

モンテッソーリの歴史

モンテッソーリ教育とは、20世紀イタリアの精神病院の医師で教育者の「マリア・モンテッソーリ」によって考案された教育法です。

マリア・モンテッソーリは、知的障害者の感覚教育法(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚で道具を探求し子供がマイペースに達成する方法)で知的水準をあげる成果を出したそうです。その後1907年に貧困層が対象の施設「子どもの家」で教育法を完成させたと言われています。100年以上経った今も尚、親しまれている教育方針です。モンテッソーリ教育施設の多くに、この「子どもの家」という名前が多く使われています。

 

日本でのモンテッソーリの歴史

日本ではロバート・ウォーカー・アーウィン(実業家で日本人と国際結婚適用の第一人者)の長女ベラが1916年に私立玉成保母養成所と付属幼稚園を開校したものの、戦争の激化で普及が進まなかったそうです。

その後、1962年頃に第二次世界大戦後の京都にて、鼓常良(つづみつねよし)によって戦後最初のモンテッソーリ教育を実施した施設と言われているのが「月見ケ丘子ども園」です。

現在では、多くの幼児教育の施設などで親しまれているモンテッソーリですが、今のようにポピュラーになるまでに時間がかかったことに驚きました。

 

モンテッソーリの考え方

モンテッソーリ教育は「子どもは、自分で学び、発達する力を持っている」という考え方です。そのために、「子どもをよく観察する」・「子ども自身の力が発揮される環境を作る」ことが大切だというのが、モンテッソーリの教育方針です。

さらに3歳〜6歳の幼児には、5分野に分けて考えるようです。

・日常生活の練習

「運動の完成(自分の体を思うように動かすこと)」コップに水を注ぐから始まり、洗濯やお料理などの活動も含む

・数の教育

ナンバープレートや大きい・小さいなど数に関心をもたせる

・文化の教育

歴史・地理・動植物などの興味の種まき

・感覚教育

「対にする」・「段階づけ」・「分類する」を教具を使って習得する。

・言語教育

文字ブロックや絵本などから言語を学ぶ

など少し難しく感じますが、以外と皆さんのご家庭などでも実施されていることも多いと思います。

 

 

モンテッソーリ教育の体験談

私が通っていた園ではモンテッソーリ教育や、グローバルな教育方針のこだわりがある園だったなと大人になってから感じるようになりました。その当時の経験を元にモンテッソーリ教育に感じたことをご紹介します。

自主性

例えば「制作をする」時もみんなで母の日の制作をすることもありますが、運動会の国旗の色塗りなどは、以下の方法でした。

①1人何枚と期間が決められている→②好きな時に自分で好きな国旗を選び期間内に制作する

めんどくさがる子や遊びの時間を優先したい子、友達と一緒に約束して行く子、様々でした。

期間が終了に近づくと先生に声をかけられますが、それまでは自分の好きなタイミングで制作ができる仕組みでした。ちなみに最後の方に行くと、難しい国旗ばかり残っているので、制作に時間がかかります(笑)それも学びですよね。

上記の一連に流れの中には、子どもの自主性と大人の見守り・観察・環境を整えるが実施されていることに気づきました。

 

 

私のお気に入りだった玩具

私が幼児期に触れた、玩具でお気に入りだった物をご紹介します。

(画像は百町森のサイトからお借りしました。)

グリムス社の「アーチレインボー」

グリムス社を代表する玩具の一つで、積み木のように遊ぶことができます。色合いも可愛いのでお気に入りでした。

 

(画像は百町森のサイトからお借りしました。)

ネフ社の「セラ」

様々な大きさの箱の積み木なのですが、均等に作られているので、バランスがいいのが特徴です。シンプルなデザインが発想力を豊かにしてくれます。並べているだけでも「アート」になる玩具です。

(画像は百町森のサイトからお借りしました。)

「キーナモザイク」

立方体の面は、それぞれ違うデザインが施されています。組み合わせ方によって様々な模様を作ることができます。子供だけでなく大人もハマる玩具です。

 

百町の森のサイトはこちらから

 

この三種が特にお気に入りでした。家庭でもすぐに真似できる「お箸で小豆つまみ」や「三編みコーナー」、「おままごと(洗濯板などありました)」、「クロスステッチ」などもありました。ネットで検索するとモンテッソーリ流の手作り玩具もたくさん出てきました。プレゼントやお家遊びの参考にしてみて下さい。

※施設や教育現場によって違いがありますので、参考程度にしてください。

まとめ

いかがでしたか?「モンテッソーリ」は聞いたことはあるけれど、難しそうなどと感じる方もいるかも知れませんが、実は知らないうちにモンテッソーリに触れていることもあると思います。近年では、モンテッソーリ教育をモンテッソーリ教育の園以外にも、教育現場で多く取り入れられていると感じます。

モンテッソーリに触れたから天才になった!わけではありませんが、私自身、少し気難しい子どもだったので、モンテッソーリ教育があっていたのかなとは感じています。モンテッソーリ教育ももちろん素敵ですが、周りの人間性や、子どもの性格にあっているかが重要です。是非家族で話し合うきっかけにして下さい。

家庭で取り入れることのできる、モンテッソーリ教育もあると思うので、楽しく取り入れてみて下さいね☆

 

 

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